四声をマスター!!!
今回は「四声」についてお伝えします。
四声とは中国語で発音をする際に使う
4種類の声調のことです。
あなたは、四声のことを
「日本語にないからよくわからない」
「発音するのが難しい・・・」
と思っていませんか?
大きな間違いです!!
実は日本語にも音の高低差で意味が変わるものとして「イントネーション」があります。
日本語でも「雨」と「飴」では発音によって大きく意味が異なるように
私たちは会話の中で音の高低差を使い分けています。
しかし日本語を話しているときは意識しないで使い分けています。
これを口の使い方や音の使い方まで
意識しながら使い分けられるようになるだけで
中国語の発音がグンと成長します!
今回は
一つずつどんな音として
覚えたら良いのか
確認していきましょう。
これを知っているだけで
中国語を発音するときの苦労は
一気になくなります。
知らないままだとこれからも
発音の仕方に悩まされてしまうかもしれません…
そうならないためにもここでチェックしておきましょう!
【第一声】
一声(いっせい)と呼ばれる音で、高くまっすぐ発音します。
【第二声】
二声(にせい)と呼ばれる音で、下から上に突き上げるような音です。ものすごく怒って聞き返すときの「ぁあっ?」という時の音です。
高低差がポイントなので、低いところから高いとことに一気に持っていきましょう。
【第三声】
三声(さんせい)と呼ばれる音で、ただただグッと低い音を出す音です。後ろに他の音が続かないときは最後にフワッと余韻で上がります。
【第四声】
四声(よんせい)と呼ばれる音で、高いところから低いところへ叩き落とすような音です。こちらも二声同様に高低差がポイントです。
英語でピシャリと「NO!」というような感覚で発声しましょう。
4つの「声調」の違いわかりましたか?
実は
四声(しせい)に加えて、もう1つ、軽く短く発音する軽声(けいせい)という発音もあります。
これは単体で使ったり、文頭にくることはありませんので、文末などで軽く添えるだけの音と考えてください。
最初は多少自然でなくても、伝わることを優先して、大げさ発音することで
意図的に使い分けができるようになります。
試しに「ma」を四声を使って発音してみましょう!
どうですか?
違いを意識しながら発音できましたか?
できた方!いい調子です!
すぐにできなかった方も大丈夫!
4つの声調の違いを知っている今のあなたは
知らなかった時より確実に発音マスターに向けて進んでいます。
四声を意図的に使い分けできるようになって
本物の発音マスターになりましょう!