ネイティブなみの発音を身に付ける方法
発音するときは、
口の形も、舌の使い方も、四声も守っているのに
中国人のお手本の発音と何か違う…
ネイティブと自身の発音を比べて違和感を感じたことはありませんか?
でも決して落ち込まなくて大丈夫です。
なぜならこれは
あなたの中国語力が上達している証拠です!
あなたの発音と、お手本(ネイティブ)の発音の違いがわかるということは
あなたの耳が中国語に敏感になったということなのです。
では、ネイティブのように
きれいな発音にするには
どうしたらいいでしょうか…?
今回は、口の形や舌の位置にも気を付けて
発音練習しているのに
ネイティブと「何かちがう」と感じているあなたのために
その「何か」を克服するためのポイントをお伝えします。
このポイントを押さえるだけで
一気にあなたの発音がネイティブらしくなります。
ポイントをおさえないままだと、
自分の発音に何かが足りないと気づけているのに
直せない、直し方がわからない
勿体ない状態になってしまいます。
こんなもどかしい思いをしなくてすむ
そのポイントとはズバリ
「母音とアクセント」です。
中国語と日本語で
母音とアクセントがどうなっているのか
一緒に確認しましょう!
①「ma」の母音「a」を強調して1声から4声まで発音してください。
②「ma」の子音「m」を強調しながら1声から4声まで発音してください。
どうですか?
①と②どちらの方が発音しやすかったですか?
①よりも②、特に2声、3声の発音が
やりにくかったのではないでしょうか。
この理由は、中国語は「母音を強調する」言語だからです。
声調記号を母音の上につけるように
「母音を強調して読むこと」がとても大切なのです。
一方、日本語では母音をあまり強調しません。
試しに母音を強調して「まみむめも」と言ってみて下さい。
母音を強調すると「まぁ みぃ むぅ めぇ もぉ」となって不自然ですよね?
この「日本語と違う部分」を把握し重点的に練習することで
ネイティブのような発音に近づけることができます。
日本語は中国語より母音を強調しない。
だから私たち日本人の中国語は
「母音を強調できていない」ことが多い。
これこそが「何か違う」の「何か」なんです!
たった1単語を発音するときでも
このポイントがおさえられているのと、いないとでは大きく違います。
せっかく練習しているのに、
いつまでたってもネイティブに近づけられない、
悔しい思いはしたくないはずです。
「母音を強調する」
ことをぜひ覚えてください。
日本語にないポイントは定着するまで時間がかかります。
今すぐこれを練習に取り入れて
発音の上達を目指しましょう!